梨本圭、2005年全日本選手権JSB&8耐参戦記念ブログ

2005年度、第6回梨本塾にて。

昨日は今年6回目の梨本塾。今回も40名の参加申し込みという超大盛況ぶり。

これだけ台数が集まると本当に色々あって、怪我をする人も出ることが多いんだけど、昨日は全体的にすごくクリーンな印象で、無事に終わってホッとしている。

ということで非常に気持ちよかったので、ちょっとした残り時間を使って、早いもの順(タイム的に、決勝結果的に、ではなく、マシンをピットロードに整列した順に)で参加者の方々のマシンに試乗して、それぞれアドバイスすることにした。

参加者のマシンはまさしく40人40色。同じ名前のマシンはあっても、同じフィーリングのマシンは一台もない。洗車度から始まって、ボルト類の締め具合、タイヤやブレーキなど消耗品の劣化度、セットアップなどで、持ち主のバイクに対する姿勢も少なからず見える(小説家などの常套手段でバイクや車を女性に例えることがあるが、そう考えると手にした女性を磨く、或いは大事にする、もしくは育てたり、自分好みにセットアップする、という風に解釈することも出来る。その逆も然り。実はオレ、こう見えても、車やバイクは非常に長く付き合うタイプで、それぞれ洗車もきちんとするのです。車は毎回洗車機だけどね)。
試乗したのは、かつての愛機であるCBR929RR(これ、やはり都民では名馬です。954RRや1000RRにない親しみやすさ、しなやかさが気持ちよかった)や,CBR600RR,CBR600F4S、ZX7R、ZX10R、R1、R6,グース、RGV250Γ、SV400,BMW1100RSなどなど。まるで一人マスターバイクみたいなデタラメな台数だけど、どれもこれも楽しいバイクばかりだった。

レーサーとして、というより、一人のバイク乗りとして、実はこういうトレーニングがすごく大切。
数周ごとにまったく違うカテゴリー、排気量のマシンに乗り、そこそこのタイムまで詰める、というのは、プロでもかなり至難の技なのです。装着タイヤ銘柄も分からないままに走り出すということは、つまり自分の感性だけに頼ることになるので、まさしく五感を研ぎ澄まさないと危なくて仕方がない。中にはシフトペダルが割り箸+ガムテープという猛者もいて・・・おい、JSBレーサーでそんなのに試乗するのは絶対にオレしかいないぞ!と思わず唸ってしまった。ただ、こういうギャップは個人的に愉快で、8耐のひのき舞台と割り箸シフトペダルに乗っている自分との落差が、多少自虐的な意味も含めて笑える。

その中で一番重要になってくるのは「どの位置に乗るのか?」ということ。そのマシンが求める乗車位置(これも、同じマシンでも各持ち主のマシンごとに違う)を即座に理解して(即座に、というのはピットロードから出て、1周目の1コーナーで理解するということです)それを実践する。当然アクセレーションに対する反応も多様なので、それを次の2コーナーで試す。ブレーキング反応は最終コーナーで試し、2周目にはそこそこのペースに持ち込み再確認、3周でおよその限界を知る、というやり方。都民モーターランドなら、これでおおよその市販車が理解できる。時間にして約1分30秒ということになるんだけど、ただこの1分30秒の内容が、通常の1時間半分くらいを超圧縮したものとなるので、楽しい。その上で「こうしたら楽しく速く走れるだろうな」というセットアップイメージも同時に構築する。

「レーサーなんだから、なんでもすぐ乗れる」わけではなくて、色々なことを知ろうとする、試そうとする人が、多様なバリエーションに対応し得るわけです。30過ぎの男性なら理解可能な特性の一つに「一つのテレビ番組をずっと見ることが出来ない」というのがあるけど、逆に言えば、自らを多チャンネル化することで、一つのシチュエーションの中で幾つかのバリエーションを構築することも可能なはず。一秒たりともリモコンを手放さす、5秒おきにチャンネルを変えてしまうという悲しいオスの性(この特性が何を意味しているかは、皆さん花街で実践済みのはずですね?)をポジティブに転化すればいいわけです。

というようなことを考えつつ、K-RUNでの全員分の走りを踏まえた上で、今週末の全日本選手権菅生のイメージを保ったまま走る、というようなウルトラコングロンマリット的な試乗をすると、こんなに豊かな時間はないよな、と思ってしまう。

歳を取るということは、デタラメな複合性の中で唯一無二の組み合わせを考えることに快感を覚える、ということと同義である場合もある。

13年ぶりくらいに試乗したグース改にて。山田さん、いつも写真ありがとう。

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# by kei74moto | 2005-08-22 10:19 | 梨本塾情報

菅生テスト総括&プチ情報

本当に久しぶりに走った菅生。
レーシングマシンでの走行となると・・・たぶん7年くらい前に出た耐久レースが最後かな?このときは表彰台に上がれたのでゲンのいいサーキットなんだけど、1000ccの直4マシンで走るのは初めてだったから、結構戸惑うことが多かった。

① オーバーサイズ?

200馬力近いマシンで走るには、やはりサーキットが小さい。レイアウト的に、250レーサーくらいがベストサイズじゃないだろうか。「こんなに狭かったっけ?」という、以前RC211Vで鈴鹿を走ったときに感じたのと同じインパクトがあった。全開に出来る区間はほとんどないに等しく、前半区間では圧倒的に600ccの方が速い。この日はHRCテストもあってRC211Vにガク(鎌田学選手)が乗っていたけど・・・都民でJSBを走らせているような感じだったね。

② 相変わらず景観と空気がいい

天気がいいと遠方に蔵王を望むことが出来る菅生。今回も初日はそんなパノラマな景観を楽しむことが出来た。空気もすごくよくて、マイナスイオンが混ざりまくっている感じで柔らかい。これは仙台市内でも同じ。ちなみに気温は28度前後で、朝晩は長袖でもいいくらいだった。

③ 巨大地震による影響は?

村田インターからの道中に巨大な落石(2㎥くらいかな?あれが直撃すれば、4㌧車でも一撃必殺)があって、翌日そこは通行止め。しかしサーキットがある辺りは岩盤地帯とのことで、コースには何も問題がなかった。地震発生時はちょうど2輪の走行枠だったそうだが「直前に赤旗が出て回収作業中」だったため、幸い転倒者は出なかったらしい。ラッキーなサーキットだ。
ちなみにこのときオレは荒川沿いの首都高を走行中で「あ、完全に終わったな」というほど、揺れに揺れた。街灯は折れそうなほどしなっていたし、全車自動的にストップして、すぐに高速を降りた人もいるほどだ。
「この辺も地盤が強いので、まったく大丈夫でした」
とはリサーチに出た国分町、焼き鳥屋オヤジの弁。もっとも揺れた地域よりも、首都圏の方がよっぽどヤバいね。その辺の面白い考察がコチラにある。
宮城県沖地震の地震波の伝わり方と関東の揺れ

ここのムービーをぜひ参照して見て下さい。関東。特にヒガシ東京のヤバさが浮き彫りです。

④ 旨いもの屋さん(仙台市内)

下にもあるけど「酒楽」という一番町にある居酒屋さんが最高だった。
魚も肉もサラダもお酒も全部、おいしかったし、料金もリーズナブル。菅生応援部隊はぜひ突撃して下さい。
ちなみに初日に行った牛タンの店「きすけ」はサイテーだった。我らがスーパーバイザー秋吉君は及第点を与えていたが・・・せんべろ東京部隊を自認するオレとしては、

「エッジ度、マイナス100点」

という感じだった。しなびたレバーみたいな牛タンは言うに及ばず、付け合せはきゅうりのおしんこ、これに適当な中華スープとライスがついて2000円てのはどういうこった?しかもだ、生ビール(確か500円くらい)に勝手に豆腐の突き出しを出されて、これが250円と言う破格・・・
今時こんなのでよく商売やってるよな。酒楽の味噌牛タン(650円)の方が1万倍おいしかった。

さて、テストの方は、初日に秋吉「裏」監督の厳しい指導の下?セッションごとにベストを更新、2日目はその進化形でさらにタイムを詰めて、最後は31秒台で締めくくった。悪くないタイムだとは思うんだけど、今年菅生は改修を行っていて、アスファルトが全面張替えされているため、レコードタイムも上がりそうだ。ということは全体レベルも上がることが予想されるので、今どのレベルにあるのかよく分からない。ウィークに向けて、残した課題をしっかりと解決できるかどうかが鍵になってくる。

ということで、いよいよ全日本は後半戦に突入します。それに伴って、このブログタイトルも変更しました。前半以上にアッツイ応援、宜しくです。
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# by kei74moto | 2005-08-19 22:17 | 全日本選手権JSB

菅生テスト終了

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なんとか31秒台まで詰めたところで雨になったので、予定より早く切り上げました。
悪くないテストでしたが、まだ課題がたくさん残っています…

帰路途中、げんきラーメンにて。

Kei-74motor
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# by kei74moto | 2005-08-18 18:56 | 全日本選手権JSB

テスト初日

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細々したトラブルがでましたが、無事終了。タイムは1分32秒4でした。秋吉スーパーバイザーの威力がすごいです!

Kei-74motor
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# by kei74moto | 2005-08-17 19:49 | 全日本選手権JSB

菅生テスト

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に来ました。が、その移動中に大地震に遭遇、荒川沿いの首都高を走行中で、前回5強以上の揺れを感じました。車で走りながらあんなにハンドルを取られたのは初めてです。
テストは明日から二日間!
Kei-74motor
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# by kei74moto | 2005-08-16 18:18 | 全日本選手権JSB