梨本圭、2005年全日本選手権JSB&8耐参戦記念ブログ

直前テストまとめ

20~22日のテストはとても充実したものとなった。
まず、ここでようやく相棒のバリ男と合流。同行しているバリ男のメカ、エリックは2メートルを超える長身で「ハロー」というと、ユンボーの伸ばしたショベルの先っぽ辺りという高さから「ハロー」と帰ってくる。こんな長身の友達はこれまでにいなかったのでとても新鮮だ。

実際のテストは、バリ男が走りこみメイン、オレはマシンの最終的なセットアップをこなした。
路面温度が60℃にまで達し、結構な面子がスッコンスッコンコケていたので「実際の8耐もこういう感じになるかもな」と思い、とにかく楽で転ばないセットアップというのを目指した。
こないだここで紹介した「すごい男」こと秋吉君も例によって色々アドバイスをくれて、飛びぬけて速いわけではないけど、そこそこのラップアベレージで回れるようなセットになった。

ただ、
「もっとも気をつけるポイントだぞ」
とバリーが嫌いな梅干みたいになってすっぱく言ったんだけど、新しいシケインでステーン。幸いマシンは軽症(いや、24Lタンクが凹んで20Lくらいになっちゃったが・・・)で、バリーは無傷。
わりとマジメなバリーは「いや、フルボトムして・・・」と殊勝気味に言い訳したので、お前の走り方が悪いんだとお灸を据えた。これで垢落しが済んだはず。

バリーとエリックはK-1選手の多いオランダ人なんだけど、二人の性格がまったく違うのが面白い。バリーは「この食品は健康にはどうだ?」などと神経質そうにヘルスを気にしながら、実際にはコーラとステーキばかりだ。野菜や蕎麦にはほとんど箸をつけない。異常に食べず嫌いが多い。日本食を前にして毎日ビビってるのが分かる。「レーサーなのにね」と思う人もいるだろうけど、案外この手のタイプは多いんだよね。だからオレは余計にキムチや梅干やらを放り込もうとするんだけど。
逆にすごくマジメそうなエリックはなんでも食べる。箸の使い方も上手で姿勢もいい。あまりにマジメで仕事が出来るので、結局テスト後にケンツファクトリーに連行されることになってしまった。目の回るような8耐の準備に借り出されることになったのだ。その間バリーは必要ないので一人で鈴鹿にステイ。
「その間、オレはどうすればいいんだ?」
捨てられた猫のようになったバリーはそんなこと言い、1時間くらいかけてなんとかなだめすかして、その間鈴鹿の知り合いやらなんやら色々紹介して困ったら電話しろと告げて、ようやく納得した。2日後には父親他が来日するので、たった1日一人でいるだけなんだけど、それでも寂しいらしく不安そうにしているのが笑えた。

現在バリーはランチボックス(つまりコンビニの弁当)を鈴鹿でパクつきながら、エリックは恐らくケンツの愛犬ケニーに吠えたてられつつ、オレは首都高で地震に遭いながら、それぞれ準備を進めている。
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by kei74moto | 2005-07-24 09:25 | 鈴鹿8耐情報
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